【リハ職のキャリアアドバイザーの選び方】4つのタイプと注意すべきアドバイザーの特徴

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キャリアアップや年収アップの転職をするうえで、転職エージェントの利用は欠かせません。

転職エージェントに登録すると、専門のキャリアアドバイザー（コンサルタント）が転職をサポートしてくれます。

しかし、中には「転職エージェントやめとけ」と言われる理由となるようなキャリアアドバイザーも存在します。

この記事では、キャリアアドバイザーのタイプや関わらない方がいい注意すべきキャリアアドバイザーについて解説します。

この記事を読めば、自分にはどんなキャリアアドバイザーが合っているのか分かり、注意すべきアドバイザーに当たったときの対処法も分かります。

この記事でわかること

・キャリアアドバイザーの4つのタイプ
・注意すべきキャリアアドバイザーの特徴と対処法

是非最後まで読んでみてください。

キャリアアドバイザーの4つのタイプ

キャリアアドバイザーにも様々なタイプがあり、大きく4つに分けることができます。

キャリアアドバイザーのタイプ

・モチベーショナルなアドバイザー（メンタータイプ）
・詳細志向のアドバイザー（コンサルタントタイプ）
・戦略的なアドバイザー（アドバイザータイプ）
・対話中心のアドバイザー（カウンセラータイプ）

詳しく見ていきましょう。

モチベーショナルなアドバイザー（メンタータイプ）

モチベーショナルなアドバイザーとは、求職者のやる気を引き出すことが得意なアドバイザーのことです。

転職したいけどなかなか行動に移せない人や自信がない人に対して、困難な状況でも前向きな視点を提供してくれます。

時に、感動的なエピソードや成功談を通して、モチベーションを高めてくれます。

詳細志向のアドバイザー（コンサルタントタイプ）

細かい情報や計画に対するこだわりが強いアドバイザーです。

確実性を重視するため、転職するまでの具体的なステップや行動計画を提案してくれます。

転職活動の細部に注意を払い、情報を整理して伝えてくれます。

具体的な目標や計画を立てて一つずつ進めたい方や反対に計画を立てるのが苦手な方、情報を整理しながら進めることが好きな方に適しています。

戦略的なアドバイザー（アドバイザータイプ）

長期的なキャリア戦略や将来のビジョンにまで焦点を当てるタイプのアドバイザーです。

業界のトレンドや産業の変化に対して詳しく、その都度適切な戦略を提案してくれます。

目標達成のために必要な転職計画やスキルなどを考慮してくれます。

長期的なキャリア計画により、将来的に大きな成功を掴みたい方に合うタイプで、目標達成まで長いお付き合いになります。

対話中心のアドバイザー（カウンセラータイプ）

聞き手に徹し、相談者の感情や状況に共感してくれるタイプのアドバイザーです。

一方的に求人を紹介するわけではなく、双方向性の対話を通じて、求職者のニーズや潜在的な願望を理解しようとしてくれます。

話しやすい雰囲気を作ってくれるので、転職するかどうか悩んでいる方、初めての転職でまだ自分の方向性がはっきりと決まっていない方に適しています。

アドバイザーとの対話を通じて、新たな気づきを得ることができます。

注意すべきキャリアアドバイザーの特徴

ここからは「転職エージェントやめとけ」と言われる原因となるような注意すべきアドバイザーの特徴を解説していきます。

注意すべきアドバイザーの特徴

・抽象的で曖昧なアドバイスしかしない
・反応が遅く、やる気がない
・求職者の意見や希望に関係なく、上から目線で自分の考えを押し付ける
・特にアドバイスもなく、求人票をひたすら送ってくる

詳しく解説していきます。

抽象的で曖昧なアドバイスしかしない

この特徴のアドバイザーは、精神論や一般論ばかりで、具体的な行動や計画を提案してくれません。

なんとなくそれらしいアドバイスをくれるので、やる気は出させてくれます。

しかし、次の行動がわからないので転職活動が進まなかったり、希望とは全く違う求人を紹介されたりしてしまいます。

反応が遅く、やる気がない

この特徴のアドバイザーは、転職サポートそのものにやる気がありません。

2～3日後の反応は当たり前で、希望と関係ない求人を紹介してきます。

書類添削や面接対策などのサポートも期待できません。

上から目線で自分の考えを押し付ける

この特徴のアドバイザーは、求職者の意見や希望に関係なく、上から目線で自分の考えを押し付けてきます。

今までの自分の実績を語り、自分の言う通りにすればいいといった態度で接してきます。

求人者とのコミュニケーションもとらず、希望なども聞いてくれません。

特にアドバイスもなく、求人票をひたすら送ってくる

この特徴のアドバイザーは、とにかくどこにでもいいから就職させようと求人票をたくさん送ってきます。

求職者の希望と関係のない求人やキャリアダウンになるような求人情報を送ってくる場合もあります。

注意すべきキャリアアドバイザーに当たった際の対処法

注意すべきキャリアアドバイザーに当たった際の対処法は2つです。

注意すべきキャリアアドバイザーに当たった際の対処法

・キャリアアドバイザーを変えてもらう
・別の転職エージェントを利用する

注意すべきキャリアアドバイザーに当たってしまった場合、そのキャリアアドバイザーとの関係はすぐに終わらせてしまうべきです。

転職活動は時間もかかりますし、働きながら転職するのであればなおさらそんなアドバイザーに関わっている時間はありません。

アドバイザー本人にはっきり言うか、転職エージェントのサイト内のお問い合わせフォームや代表電話などでアドバイザーの変更をお願いしましょう。

さらに、アドバイザーだけでなく、その転職エージェントの対応が悪いのであれば、他の転職エージェントの利用を考えましょう。

ただし、運悪く注意すべきキャリアアドバイザーに当たっただけで転職エージェントの利用をやめてしまうのは、非常にもったいないことです。

自分に合ったキャリアアドバイザーに出会えれば、キャリアや年収アップの転職やその後の長期的なキャリア計画をサポートしてもらい、理想の働き方を手に入れることができます。

多少苦労はしますが、小さな失敗を避ける人には大きな成功もつかめないものです。

自分に合ったキャリアアドバイザーに出会う確率を上げるためには転職エージェントに複数登録するのがおすすめです。

こちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ

この記事では、キャリアアドバイザーの4つのタイプと注意すべきキャリアアドバイザーの特徴と対処法について解説しました。

キャリアアドバイザーのタイプは以下の通りです。

キャリアアドバイザーのタイプ

・モチベーショナルなアドバイザー（メンタータイプ）
・詳細志向のアドバイザー（コンサルタントタイプ）
・戦略的なアドバイザー（アドバイザータイプ）
・対話中心のアドバイザー（カウンセラータイプ）

どのタイプが優れているというわけではなく、自分に合ったタイプにサポートをお願いすることが大切です。

しかし、どのタイプが自分に合っているかは実は実際に話をしたり相談をしてみないと分からないものです。

まずは転職エージェントに登録して、アドバイザーと話をしてみてください。

そうして自分に合ったキャリアアドバイザーに出会えれば、チャンスを掴み、大きな成功へとたどり着くことができます。

今回の記事を是非参考にしてみてください。

おまけ

失敗しない転職のために、おすすめの転職エージェントを6つ掲載しています。

転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーの面談を受けるだけでも、自分の将来のキャリアプランを考えるきっかけになります。

また、自分に合ったキャリアアドバイザーを見つけることは転職で成功するための必須条件です。

おすすめの中から興味を持った3社に登録して、自分に合ったキャリアアドバイザーを見つけてください。

マイナビコメディカル

おすすめポイント

・転職業界大手の安心感
・条件検索で希望に合った求人が探しやすい
・専門のキャリアアドバイザーがサポート

マイナビコメディカルは転職業界大手のマイナビが運営する転職エージェントです。

転職大手なので多くの転職サポートの成功経験をもち、的確なアドバイスを行ってくれます。

また、大手の安心感から多くの事業所が登録しており、好条件の求人情報も多いです。

マイナビコメディカルのサイト内検索は非常に使いやすい仕様になっていますので、自分でどんどん求人情報を探したい方にもおすすめです。

キャリアアドバイザーとのやりとりはメールやLINEでも可能ですので、時間を気にすることなく連絡をすることができます。

履歴書の添削もしてくれますので安心して転職活動を行うことができます。

PTOT人材バンク

おすすめポイント

・公開・非公開求人数が多い
・キャリアパートナーの動きが速い
・Web見学ができる

PTOT人材バンクは全国に多数の公開求人・非公開求人情報を持っています。

地方にも多数の求人情報を持っていますので、他の転職エージェントで求人情報が見つからない方にもおすすめです。

登録後すぐにキャリアパートナーと電話面談を行うので、短期間でスピーディに転職活動を行うことも可能です。

キャリアパートナーはリハ職専門ですので、リハ業界の転職事情に精通しています。

職場の雰囲気を詳しく聞くこともできますし、Web見学ができるので働きながらの忙しい状況でもしっかりと職場の雰囲気を知ることができます。

PTOTSTワーカー

おすすめポイント

・業界トップの豊富な求人数
・医療機関、介護、訪問リハなど様々な求人あり
・キャリアアドバイザーのサポートが充実

先に紹介した２社と併せて、さらに多くの求人情報を探したい方にはPTOTSTワーカーがおすすめです。

PTOTSTワーカーは、名前の通りPT、OT、STの転職に特化した転職エージェントです。

業界トップの豊富な求人数を持ち、対象地域も全国なので希望の条件が見つかりやすいです。

病院だけでなくクリニック・介護施設・訪問リハなどの幅広い求人情報が掲載されています。

高額求人・年間休日120日以上・寮・住宅補助有など12個のこだわり条件からの検索も可能です。

また、専門のキャリアアドバイザーが、転職時期や給与、福利厚生などの細かい条件に合わせた求人を紹介してくれます。

とうきょうリハビリステーション

おすすめポイント

・東京都内の病院求人数が業界最大規模
・独占求人あり
・リアルな職場の情報が手に入る
・コンサルタントのサービスが充実

東京エリア（一都三県）の医療機関で求人を探したい方にはとうきょうリハビリステーションがおすすめです。

とうきょうリハビリステーションは病院団体が運営する転職エージェントです。

そのため、都内の病院求人数は業界最大規模で、独占求人も多数あります。

また、病院団体の運営だからこそリアルな職場の情報を入手でき、良いところも悪いところもリサーチして情報を提供してくれます。

求人情報は完全非公開ですので、登録することで好条件の求人情報を担当のコンサルタントから紹介してもらえます。

また、とうきょうリハビリステーションには総合病院の人事責任者など、病院業界を知り尽くしたスペシャリストが多数在籍しています。

雇用主側（病院側）視点を知り尽くしていますので、転職の際に非常に有利です。

登録料や求人紹介など転職までのサービスは全て無料で受けることができます。

レバウェルリハビリ（旧：リハのお仕事）

おすすめポイント

・好条件の非公開求人多数
・リハ業界に精通したキャリアアドバイザーのサポート
・情報収集のみの利用も可能
・大都市を中心に求人を探したい方におすすめ

東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫などを中心に、よりリアルな職場環境を確認したうえで転職したい方にはレバウェルリハビリがおすすめです。

レバウェルリハビリは多数の非公求人情報を持っています。

サイト内検索ができ、登録しなくても求人情報を見ることはできますが、求人数は限られています。

しかし、登録をすれば、年収アップやキャリアアップなどの希望条件に合った、好条件の求人情報を紹介してもらえます。

また、運営のレバレジーズメディカルケア株式会社は10年以上医療・介護業界の求人情報を扱っています。

対象地域が限定されている代わりに、専門のキャリアアドバイザーが実際に訪問して確認した職場の内部情報を知ることができます。

登録の際に、転職か情報収集のみかを選ぶことができるので、今すぐに転職を考えていない人でも気軽に登録することができます。

PTOTキャリアナビ

おすすめポイント

・厚生労働省の認可を受けた完全無料の転職支援サービス
・キャリアアドバイザーと連絡が取りやすく、充実したサポート
・特定の地域では大手に負けない求人数や優良求人あり

東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県で、より密なサポートを受けたい方にはPTOTキャリアナビがおすすめです。

あまり認知度の高い転職エージェントではないですが、PTOTキャリアナビは厚生労働省の認可を受けています。

2020年にサービスを開始した転職エージェントですが、厚生労働省の認可を受けているということで、安心して利用することができます。

まだ登録者が少ないので、その分キャリアアドバイザーのサポートが充実しており、転職の希望を細かく伝えることができます。

サービスを開始したばかりなので求人数は多くありませんが、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県の求人情報は多く持っています。

また、登録者数が少ないので求人の取り合いにもなりにくく、好条件の求人を紹介してもらえる確率が高いともいえます。