リハ職にこそ転職と副業をおすすめしたい
リハ職のみなさんは転職と副業についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
日本人の平均転職回数は2~3回で、誰しもが一度は転職を考える、または転職を経験します。
転職には次のような理由が挙げられます。
- 今の職場環境に不安や不満がある
- もっと年収をアップしたい
- 他にやりたいことができた
いずれにしても、長い人生ですので、転機をむかえるたびにキャリアの見直しは不可欠です。
でも、職場に迷惑かけたくないし、新しい職場に馴染めるか不安…
環境が変わる大きな決断だから、確かに勇気がいるよね…
最初にも述べましたが、日本人の平均転職回数は2~3回で、終身雇用制度が崩壊している現代において、平均転職回数は今後さらに増加することが予測されます。
つまりこれからは、行動力のある人が転職によりキャリアアップや年収アップをしていく一方で、そうでない人は同じ知識やスキルを持っていても損をしてしまうという未来がやってきます。
副業については、どうでしょうか?
興味が無い人は、少ないと思いますが、
- 忙しくて時間がない
- 稼げるようなスキルがないから無理
など、挑戦する前に諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか?
しかし、副業にはやらない理由がないと断言できるほどのメリットがたくさんあります。
このブログでは、リハ職が自分のやりたい仕事を、楽しみながら、やりがいを持って続けられるをテーマに記事を書いています。
そのために、自分に合った場所や環境を見つけるための転職と、本業以外のスキルが身に付き、現在や将来の経済的不安が減らせる副業をすることをおすすめしています。
転職や副業に興味をもっている方が、一歩踏み出す手助けになれたら嬉しいです。
- この記事でわかること
- ・理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に転職をおすすめする理由
・理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に副業をおすすめする理由
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こちらの記事でおすすめの転職エージェントを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に転職をおすすめする理由
私が理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのリハ職に転職をおすすめしたい理由は以下の通りです。
- リハ職に転職をおすすめする理由
- ・リハ職はイメージと違うことが多い
・リハ職は昇給が低い
・リハ職の働き方も変わってきている
・リハ職の活躍の場は広い
詳しく解説していきます。
リハ職はイメージと違うことが多い
リハ職は、患者ノルマや書類業務が多く、想像よりも激務です。
そのため、患者さん一人ひとりに丁寧に接する時間もなく、リハが流れ作業のようになることもあります。
また、書類やカンファレンス、勉強会のために休憩も十分にとれないことも少なくありません。
患者さんも治療に協力的な方ばかりではなく、認知症や精神疾患、クレーマーなどいろんなタイプの方と接することになります。
肉体的にも精神的にもハードで割に合わないよ!
一方で、給与面では、リハ職の平均年収は看護師より低く、准看護師並みです。
以下の表は、職業別の年齢や給与の平均を比較したものです。
リハ職 | 看護師 | 准看護師 | 介護職員 | |
年齢(歳) | 34.2 | 41.9 | 51.3 | 43.3 |
勤続年数(年) | 7.4 | 9.0 | 13.0 | 8.1 |
現金給与額 (万円) | 29.06 | 33.82 | 29.98 | 25.72 |
年間賞与など(万円) | 68.12 | 79.43 | 63.89 | 58.47 |
労働者全体の平均年収から見ても、リハ職の年収は平均値を下回っています。
リハ職の給与について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
このような状態でモチベーションを保つのは難しく、苦労して養成校に通ってリハ職に就いても、やる気を失ってしまい頑張れない人や、違う職種に転職をしてしまう人も少なくありません。
しかし、全てのリハ職がそのような環境の中で仕事をしているわけではありません。
同じリハ職でも、自分に合った分野を見つけてやりがいをもって仕事をしている人や、人間関係や給与や待遇が良い職場で働けている人もたくさんいます。
せっかくなら、本当にやりたい分野や給与や待遇の職場で仕事をする方がいいよね!
そのため、私は転職という選択肢についてもしっかり考えることをおすすめしています。
自分に合った分野が見つかったり、転職をしなくても、転職活動を通して将来のキャリアプランが定まったりと、今後の人生にプラスになることが多く得られます。
今の状況に少しでも納得がいかないなら、まずは小さな一歩から行動してみるのはどうでしょうか?
転職の手順について確認したい方は、こちらの記事を読んでみてください。
リハ職は昇給が低い
先ほど、リハ職は平均年収が全労働者平均よりも低いと説明しましたが、同時に昇給率も高くありません。
リハ職の昇給は年に月額3000円程度で、月給の約1%程度です。
中小企業の昇給率は2.94%なので、リハ職の昇給率がどれだけ低いかわかります。
い、1%って…低すぎる…
また、数年、数十年働くと、昇給額の差はさらに大きくなっていきます。
例えば、同じ月収30万円でスタートした基本給が10年後にはリハ職で約33万円、中小企業で約40万円であり、月に約7万円の差になります。
年収は10年後には約84万円の差になり、ボーナスなども含めるとさらに差は大きくなります。
つまり、リハ職は昇給が少なく、同じ職場に長く務めても新人と給料が大きく変わらないということです。
責任は年々大きくなり仕事は大変になるのに給料が上がらないので、それを苦に感じる人も少なくありません。
それに対して、転職は年収アップの大きなチャンスです。
転職者の約4割は年収アップの転職をしており、仕事内容は大きく変わらないのに年収が数十万円アップしたという話も数多く聞かれます。
給料の不安がなくなると、大好きな仕事に集中できるね!
年収アップの転職をしたい場合、転職エージェントの利用がおすすめです。
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リハ職の働き方も変わってきている
世間では終身雇用が崩壊を迎え、個人が2回や3回転職をすることが当たり前になりつつあり、それはリハ職も例外ではありません。
最近では、最初の3年間は病院で一般的なスキルを学んだり自分に合った分野を探したりして、そこから実際に自分の進みたい道を選ぶといった人も増えてきています。
そういえば、学生時代の同級生のほとんどが1度は転職してるかも…
これは決して悪い流れではなく、自分のキャリアを会社に依存せず、自分で形成していくという現代の働き方の意識が変わってきたことによるものです。
転職をするというと、給料や待遇のいい職場を狙って、1回の転職で成功を目指すというイメージがあるかと思います。
しかし、これからの転職は、自分のつきたいポジション(役割)を明確化して、そのためのスキルを得たり、そのための実績を残すような転職を繰り返していく必要があります。
そのような転職をしていった人が最終的に満足のいく働き方を手に入れることができます。
そのため、これからは人生設計に合わせた転職を計画的にしていく必要があります。
転職エージェントを利用すれば完全無料で転職のプロにキャリア相談ができ、将来に繋がる転職のサポートが受けられます。
リハ職の活躍の場は広い
リハ職は病院やデイケアセンター、訪問リハ、一般企業など様々な場所で働くことができます。
同じ職場で働いていると気づきにくいですが、一歩外に出ると、自分の専門知識や技術が重宝されることもあります。
自分では当たり前と思っている知識や技術で、今までよりいい条件で転職できたり、周囲から求められることで自己の承認欲求を満たすことができます。
仕事へのモチベーションも上がるから、ステップアップするためのきっかけにもなるよね!
特別なスキルや資格も必要ないので、興味があるなら、勇気を出して一歩踏み出してみてください。
リハ職が活躍できる職場について確認したい方は、こちらの記事を読んでみてください。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に副業をおすすめする理由
私がリハ職に副業をおすすめしたい理由は以下の通りです。
- リハ職に副業をおすすめする理由
- ・リハ職は給料や昇給が低い
・副業で得た知識や技術が本業に活きる
・仕事の幅が広がる
詳しく解説していきます。
リハ職は給料や昇給が低い
前述しましたが、リハ職の平均年収は看護師より低く、准看護師並みです。
それどころか、労働者全体の年収から見ても平均値を下回っています。
また、リハ職の昇給は年に3000円程度で、同じ職場に長く務めても、新人と大きく給料が変わらないのが現実です。
それでもリハの仕事や今の職場が好きで仕事を続けたい人には、副業で副収入を得ることをおすすめしています。
副業をして月1万円でも稼ぐことで、給与面の不安が減少し、仕事に対するモチベーションが上がるからです。
月1万円と言っても簡単なのか難しいのか判断がつかないと思いますが、正しく努力をすれば副業で月に1万円程度は誰でも稼ぐことができます。
給料が低く、昇給も少ないリハ職だからこそ、今の仕事を不安なく続けるために、副業をおすすめします。
おすすめの副業について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
副業で得た知識や技術が本業に活きる
副業って本業の方が疎かになっちゃいそうだよね…
実はそれ、間違ったイメージだよ
確かに、副業に注力しすぎることで本業が疎かになっている方もいます。
しかし、副業をすることで、マーケティングやセールスなどの知識、人前で話すトーク力、ライティング力などが身につきます。
これらの知識や技術は、本業にも活かすことができます。
副業で稼ぐつもりが、本業でも今までより評価されて昇進したり、大きな仕事を任されたって話はよく聞くよ!
また、リハ職などの医療・介護分野は、その他の業種とは大きく異なります。
制度上、医療・介護業界では積極的にお金儲けをすることができません。
そのためノルマや集客などを意識することが少なく、一生懸命働いても働かなくても、給料は大きく変わりません。
しかし、副業では自分が頑張った分の収入が入ってきます。
給料面が全てではないですが、一生懸命することで収入が増えることの喜びを知ることができ、経済的に余裕が生まれることで本業のモチベーションも上がります。
仕事の幅が広がる
副業をすると本業と副業での経験が新しいビジネスチャンスを生みます。
本業と副業の2つの経験を活かすことで、本業+副業ではなく本業×副業の結果を生むことができるのです。
身近な例でいうと、理学療法士が副業でマーケティングスキル得たとします。
そうすると、その知識と経験を活かして、自分で起業・開業ができます。
もしくは副業で得た人脈を使って、一緒に新たな事業の立ち上げも可能です。
つまり、副業をすることで更に新しいことにチャレンジするきっかけを作ることができます。
だから、リハ職に転職と副業をおすすめしたい
最初に述べた通り、私はリハ職に転職や副業をおすすめしています。
転職は仕事のモチベーションを上げたり、自分の目指す働き方に繋げることができます。
副業は新しい価値観をもたらし、本業のスキルアップやキャリアアップに繋がりますし、仕事の幅を広げるきっかけをくれます。
何よりもリハ職が自分のやりたい仕事を楽しみながらやりがいを持って続けられるために転職や副業を上手く活用してもらいたいと思っています。
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