【リハ職が一般企業で働くには?】理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の働く選択肢

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【リハ職が一般企業で働くには?】理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の働く選択肢

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのリハ職は病院やデイケアセンターなどで働くイメージがあります。

しかし、リハ職が働ける場所の選択肢は想像よりもっと多く、一般企業で働くリハ職も最近は増えています

でも、リハ職が一般企業で働くって難しそう…

sun.lov
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じゃあ、リハ職が一般企業で働くために大切なことや注意点を解説するよ!

この記事では、リハ職の一般企業での働き方や一般企業で働くために必要なこと、注意点について解説していきます。

この記事を、読めば一般企業で働く選択肢について、深く考えることができるようになります。

・リハ職の一般企業での働き方
・リハ職が一般企業で働くために大切なこと
・リハ職が一般企業で働く際に注意すること

是非最後まで読んでみてください。

リハ職の一般企業での働き方

リハ職の専門知識やスキルは、様々な企業で活かすことができます。

以下に、リハ職が働ける代表的な企業や組織の例を挙げてみます。

リハ職の一般企業での働き方
・企業の健康管理部門
・福祉団体やNPO法人
・スポーツチームやクラブ
・健康フィットネス施設
・医療機器メーカー

詳しく解説していきます。

企業の健康管理部門

リハ職は企業の健康管理や福祉の担当として働くことができます。

例えば、健康促進に力を入れている企業であれば、従業員に対して運動やストレッチの指導、姿勢の改善、労働環境の改善などを行って、従業員の健康をサポートします。

大きな企業ほど従業員は企業の財産と考え、従業員の健康に興味関心を持っています。

また、労働の際の動作や環境を指導し、腰痛や肩こりの予防や改善に関与することもあります。

腰痛や肩こりは仕事のパフォーマンスを下げ、企業の生産性を低下させてしまうため、企業にとって腰痛や肩こりの予防や改善は大きな意味を持ちます。

さらに、企業は「障害者雇用促進法」により、従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります。

民間企業の「法定雇用率」は2.3%です。従業員を43.5人以上雇用している事業主は、障害者を1人以上雇用しなければなりません。

障害を持つ従業員のために、リハ職が必要な支援やアドバイスを行う場合があります。

例えば、障害者のためのアクセシビリティ(利用のしやすさ)の確保や適切な作業環境の整備などが含まれます。

以上のような働き方を通して、リハ職は企業の健康管理や福祉の担当として働くことができます。

福祉団体やNPO法人

障がい者や高齢者支援を行う福祉団体や非営利団体で、リハビリテーションの専門家として働く場合があります。

具体的には、次のような団体が考えられます。

就労移行支援事業や放課後等デイサービス、地域の障害者福祉センター、児童福祉施設、精神障害者支援団体、高齢者福祉施設、スポーツリハビリテーション団体、聴覚障害者支援機関など

以上のように、リハ職は福祉団体やNPO法人で働くことができます。

スポーツチームやクラブ

スポーツチームやクラブなどで働くことも可能です。

主には、選手たちの身体的なコンディショニングやケガの予防、リハビリテーションなどを行います。

選手の体調管理や試合に合わせたコンディショニング、適切なストレッチやマッサージなどを行いケガの予防に努めます。

また、パフォーマンスを日々チェックし、動作の指導や練習メニューの提案を行います。

場合によっては、メンタルヘルスのサポートを行うこともあり、ストレス管理やリラクゼーションの方法を指導し、精神的な健康を支援します。

選手がケガを負った場合には、選手が早期復帰できるように、リハビリテーションのプログラムを計画、実施することもあります。

以上のような方法で、リハ職はスポーツチームやクラブなどで働くことが可能です。

健康フィットネス施設

健康フィットネス施設では、利用者の身体機能を評価して、個々に合ったトレーニングプログラムを提案・指導します。

また、運動中の姿勢やフォームを指導し、怪我の予防や効果的なトレーニングをサポートします。

さらに、利用者からの相談に対してアドバイスや指導を行うこともあります。

以上の方法で、リハ職は健康フィットネス施設で働くことができます。

医療機器メーカー

リハ職は医療機器メーカーでも働くことができます。

リハビリテーションの専門家としての視点から、製品開発や設計に携わったり、製品の特長や利点を理解し、それを医療従事者や顧客に伝えるマーケティング活動を行います。

また、医療機器の効果や効能を評価するための臨床データの収集や評価を行い、製品の性能向上や新製品の開発に活用することもあります。

以上のような方法で、リハ職は医療機器メーカーで働くことができます。

リハ職が一般企業で働くために必要なこと

ここまでリハ職の一般企業での働き方を紹介してきました。

ここからはリハ職が一般企業で働くために必要なことを解説していきます。

具体的には以下の内容です。

リハ職が一般企業で働くために必要なこと
・高い専門知識
・コミュニケーション
・個々のニーズへの対応力
・学習や成長意欲

詳しく見ていきましょう。

高い専門知識

一般企業で働くと言えど、リハ職の知識を活用して働くのであれば専門知識は不可欠です。

トップレベルの知識は必ずしも必要ではありませんが、常に知識をアップデートして臨床家に負けない程度の知識はもっておく必要があります。

専門家として信頼されることで新たな仕事の獲得にも繋がります。

コミュニケーション

一般企業では、他部門やチームとの連携、他社・顧客とのやりとりなどコミュニケーションが不可欠です。

特別に高いコミュニケーションスキルが要求されるわけではありませんが、プロジェクトの提案や成果の報告の際のプレゼンテーションなどにおいては、分かりやすく相手に伝えることが必要です。

仮に営業であれば、顧客に自社製品のメリットや重要性を理解してもらい、商品を買ってもらう必要があるため、高いコミュニケーション能力が要求されます。

自分の挑戦したい分野に合ったコミュニケーション能力を身に付ける必要があります。

個々のニーズへの対応力

一般企業では、医師の指示ではなく従業員や顧客のニーズに合わせた対応が必要になります。

病院などの業務でも患者さんのニーズに合わせた対応が必要ですが、一般企業では従業員や顧客のニーズに対応することがより重要です。

反対にニーズに応えられない場合、従業員の信頼や顧客を失うことに繋がります。

専門知識と問題解決能力を発揮し、フレキシブルなアプローチで、個々の状況に合わせたサポートを提供しましょう。

学習や成長意欲

先ほども述べた通り、リハ職としての専門知識は必須です。

それに加えて、自身が働く職場や職種の知識も新たに学習する必要があります。

さらに場合によっては、マーケティングやセールスなど、今まで馴染みのなかった知識や技術を取得することが必要です。

常にチャレンジャーの精神で、自分に足りない知識を学び続ける姿勢が大切です。

リハ職が一般企業で働く上での注意点

リハ職が一般企業で働く際には、以下の注意点に留意することが重要です。

リハ職が一般企業で働く上での注意点
・病院業務と大きく違うことを理解する
・企業文化に適応する
・専門家としての堂々と立ち振る舞う

一つずつ解説していきます。

病院業務と大きく違うことを理解する

リハ職が一般企業で働く際には、病院や介護の現場と一般企業では大きく性質が異なることを理解しないといけません。

最も異なる点は、利益や顧客のニーズなどについてより深く考えなければいけない点です。

病院では利益管理は役職者や事務の仕事ですが、一般企業では提供するサービスのコストパフォーマンスなどについて十分に検討する必要があります。

また、病院と異なり、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士という職業を理解している人ばかりではないため、まずは説明して理解してもらうところから始める必要がある場合もあります。

病院と異なる性質があることを理解し、柔軟に対応していく必要があります。

企業文化に適応する

病院は機能によって文化が異なりますが、企業はさらに1つ1つの企業で文化が大きく異なります

例えば、階層主義的文化では指示系統が明確で、上司の指示によって意思決定が行われます。

共感的文化では、従業員の幸福や幸福感が重視され、チームワークと共感が奨励されます。

創造的な文化では、新しいアイデアや革新が推奨され、リスクを取ることや新しいアプローチを試すことが奨励されます。

安定志向の文化では、組織の安定性や持続可能性が重要視され、リスクを避け、堅実な運営をすることが奨励されます。

この他にも様々な企業文化があり、それぞれの文化に適応することが大切です。

専門家として堂々と立ち振る舞う

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士はリハビリテーションの専門職として社会に認知されつつありますが、やはりまだまだ認知は進んでいません。

専門職として、知識や技術、自身がそこで働く意味やメリットを周囲に理解してもらえなければ、不要なものとして扱われる可能性もあります。

従業員や顧客のニーズをしっかりと確認し、個別に合ったプログラムを立案、提供して少しづつ信頼を得ていきましょう。

まとめ

リハ職の一般企業での働き方は以下のようなものが挙げられます。

リハ職の一般企業での働き方
・企業の健康管理部門
・福祉団体やNPO法人
・スポーツチームやクラブ
・健康フィットネス施設
・医療機器メーカー

それぞれ働き方が異なるため、それぞれの働き方の特徴をしっかり理解しておきましょう。

また、リハ職が一般企業で働くために必要なことは以下の通りです。

リハ職が一般企業で働くために必要なこと
・高い専門知識
・コミュニケーション
・個々のニーズへの対応力
・学習や成長意欲

病院や介護分野の仕事ではないにせよ、リハ職として働くのであれば専門知識は必要です。

また、リハ職の知識のみではなくマーケティングなど様々な能力が求められる場合があります。

リハ職が一般企業で働く上での注意点は以下の通りです。

リハ職が一般企業で働く上での注意点
・病院業務と大きく違うことを理解する
・企業文化に適応する
・専門家としての堂々と立ち振る舞う

病院と一般企業では大きく文化が異なることや、病院を一歩出ればリハ職の認知度が高くないことなどを理解しておきましょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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